来週公開されるこの映画は、泉南アスベスト国賠訴訟の原告・支援者・弁護士の活動を、有名な原一男監督が実写して映画化したもので、演技ではなく、実際の緊迫した活動場面が撮影されており、私も登場します。
釜山国際映画祭や山形国際映画祭などで、数々の賞を受賞し、来春から一般公開されるとのことです。
泉南アスベスト訴訟は、平成18年に提起し、
大阪高裁での1陣訴訟敗訴を2陣勝訴で逆転するなど、悪戦苦闘の末、平成26年10月9日、最高裁で両訴訟に勝訴して決着しました。
自分達の活動が映画作品とされるとは、全く予想外のことです。
工場型アスベスト被害の全面解決はまだ途上であり、
現在は、全国の裁判所で、最高裁判決を踏まえた訴訟上和解による解決が進みつつあります。
2017年12月19日 | カテゴリー:新着情報 |