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新型コロナ問題 2020年6月29日更新

 

6月29日記載

この間通読した下記文献と、日本政府が公表した抗体陽性率の調査結果、その他のネット情報から、次のように考えています。最後の刈谷先生の本は、健康本としても参考になり、共感しました。

「新型コロナウイルスの真実」岩田健太郎(神戸大学大学院医学研究科教授)、「新型コロナウイルス職場の対策マニュアル」亀田高志(労働衛生コンサルタント)、「ウイルスに負けない生き方」刈谷真爾(高知大学医学部教授)

 

コロナウイルスは、接触感染と飛沫感染で感染しており、いずれの方法でも、病院内や飲食店での感染のように、感染者と相当時間、近い距離にいた人に感染している場合が多いようである。

未発症者からの感染があるのかどうか、不明である。

しかし、濃厚接触者との接触を除けば、咳・くしゃみ・痰の増大等の症状がない人からの感染は、論理的に可能性が低いと考えられるので、未発症者からの感染を恐れる必要はなさそうである。

感染しない人、感染しても発症しない人が多い事実は、人体の防御機能がかなり有効であることを意味し、その1つである鼻呼吸も有効と考えられる。鼻呼吸は、風邪・インフルエンザの予防策として、多くの医療関係者が推奨している。

一般のマスクの効果は非常に限定的。感染していて、咳やくしゃみをしている人がつける場合、他人への感染可能性を減少させる可能性が期待できるが、完全ではない。むしろ、咳やくしゃみをする人は、風邪やインフルエンザでないと確信できない限り、外出を控えるべきで、マスクをしても、他人に近づいてはいけない。その意味で、マスクをつけた集団行動や、満員電車のギュウギュウ詰めの座席の隙間にマスクをつけて座る行為は、矛盾している。マスクは、ファッション、世間体と化している。

逆に、感染してない人がマスクをつけても、他人からの感染を防止できる効果はない。少なくとも、効果があるという証明はされてない。何故なら、ウイルスはマスクの目よりもはるかに小さいし、ウイルスが付着するエアゾル(数ミクロンの微粒子)も小さいので、マスクの中に容易に吸入される。マスクで防止できるのは、くしゃみや咳で飛んでくる水滴を口元に浴びることであるが、そのような機会は非常に少なく、また、そのような可能性がある状況にならないことの方が重要。屋外でマスクをつけることはほぼ無意味。

以上からすると、感染者から距離を取る(ただし、感染者が分かっていることは稀)ことは当然として、換気、頻繁な手洗い、鼻呼吸、健康な生活習慣は、相当程度有効と考えられる。結局、風邪の一種なので、対策は同じ。発症した場合の死亡率が高いことが問題。

 

2020年6月18日記載・29日更新

新型コロナウイルスの無症状感染者からの感染について、「無症状感染者からの感染が数多く起きている」「発症前から周囲への感染が生じている」という報告が多数ありますが、決定的な証拠がなく、反対の意見も多く、決着がついていません。無症状感染者は、咳やくしゃみをしないため、どのようにして感染が生じるのか、医学的機序が不明であることと、本人が無症状と申告していても、厳密には、鼻水や痰の増大のような症状が出ている可能性があり、真に無症状かどうかの厳密な調査がされてないためだと思われます。私は、無症状感染者からの感染と報告されている例でも、実際は軽度の症状があったという意見です。

この問題は、感染様式(感染の方法)と密接に関連します。咳、くしゃみ、鼻水・痰の増加等の症状が真に全くない場合、体内にウイルスが存在するとしても、(コロナウイルスでは起きないとされている)空気感染を除くと、感染方法が非常に限定的だからです。近距離での会話の際に唾がかかる(飛沫感染の一種)、感染者が唾液のついた手でドアノブやエレベーターのスイッチを触り、それを他人が手で口を触り、口に入る(接触感染)、キス(接触感染)などが想定され、ウイルスが口や鼻に入っても、必ず感染するわけではないため(飲み込まれて食道に入れば感染できないし、食道に吸い込まれても、体の防御機能が作用するので、必ず感染するわけではない)、理論的に感染可能としても、頻繁にあることではなさそうです。そうだとすると、感染拡大の影響力は小さいと思われます。

他方、これまでのところ否定されている空気感染(エアゾル感染)が可能とすると、呼吸時に排出されたウイルスが空気中の数ミクロンの微粒子(エアゾル)に付着して、長時間浮遊し、遠方まで飛散するため、一般のマスクではほぼ効果がなく(呼吸時に空気と共にマスクの隙間を通って容易に吸い込まれる)、感染防止は極めて困難となります。

 

2020年6月2日

コロナウイルスは、体内に生存し、野生動物のように目で見て駆除することはできないので、一般の風邪やインフルエンザと同様、感染者数が増減しながら存続すると考えられます。感染が脅威でなくなるのは、治療薬が普及するとともに、最終的には、感染して免疫を獲得した人が多数を占めるに至る時ですから、年単位の時間を要すると予想されます。

それまで自粛を続けるわけにはいかないため、むやみに恐れるのでなく、インフルエンザと同様、合理的な思考に基づき、感染し難く、感染しても重症化し難い生活を送ることが必要と考えます。むしろ、感染して発症させないことが重要かもしれません。

マスクを着けて固まっている行動している集団、マスクを着けて会食している人々、マスクを着けて混んでる電車の座席に座るなどの行為は、馬鹿げていて、マスクを付けずに距離を取ることの方が合理的と考えます。私は、戸外や、電車内で近くに人がいないときはマスクを付けません。

 

2020年5月26日

病気としての恐さより、倒産・失業による経済被害、精神被害、自殺等の2次被害が気になります。ワクチンと治療薬ができれば病気としての恐さはインフルエンザ並みかそれ以下に低下するでしょうが、2次被害はこれから進展し、広範かつ後遺症のように長く持続するでしょうから。国家財政の悪化と人心の消極化は、例えばアスベスト国賠など、法律実務にも大きな悪影響を及ぼすと予想され、憂鬱になります。

 

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