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6、環境訴訟

①サテライト大阪設置許可処分取消請求事件(行政訴訟) 平成18年提訴・1審敗訴・控訴審勝訴・最高裁で破棄差戻し・差戻後の1審敗訴(原告適格は肯定)・控訴審敗訴(原告適格は肯定)・最高裁継続中 公営ギャンブル施設周辺の医師の原告適格を初めて認めた事例として,多数の文献で紹介されましたが,原告適格だけでなく,設置許可の取消しを求め,最高裁継続中です。

②阪神高速大和川線差止請求事件(差止訴訟,住民訴訟) 平成23年提訴,1審継続中 堺市が住宅街の真ん中で,大和川の支流である西除川を埋め立て,その下に阪神高速道路トンネルを建設する工事を強行したことに対し,周辺住民が,治水上の危険と高速道路は不要であること等を理由として,工事の中止を求めて提訴した事案であり,1審継続中です。

③中津高架下事件(道路占用不許可処分取消請求・道路占用許可義務付請求) 平成26年2月17日提訴 国道176号線の中津高架下は,昭和7年の建設以来,高架下の有効活用という大阪市の政策により,民間利用(道路占用)が認められ,高架下に工場,倉庫,店舗などが立ち並ぶ独特な景観で知られ,「野獣刑事」等の映画やテレビのロケに用いられたり,近年はハイセンスなカフェが話題になるなど,梅田に近い人気スポットとなっています。 ところが,高架橋を所有する大阪市は,平成25年3月になって,突如として,全ての占用者に対し,耐震補強工事を理由として,翌26年3月末限り明渡しを求める旨通告し,翌年度の占用許可を認めませんでした。 これはあまりにも急な政策の変更であり,占用者や賃借人は重大な損失を受けますし,耐震補強工事は,必要ですが,以前から可能であったことであり,かつ,一斉に立退きを求めずに,空スペースから段階的に行うことが可能であることから,丸甲倉庫を中心とする占用者は,道路占有不許可処分の取消と,道路占用の更新許可を求めて,大阪市を提訴しました。

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